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一 括 講 読

投稿時間:07/02/15(Thu) 21:14
タイトル:Z-240/D-2000紹介ムービーのリニューアルについて

ご好評いただいている“S−TTL”オートストロボ、「Z−240」および「D−2000」の製品紹介フラッシュムービーを、他社ストロボと比較して性能的に勝っている点がわかりやすいようにリニューアルいたしました。


・「水中“S-TTL”オートストロボ『Z-240』」製品紹介ページ
  http://www.inon.co.jp/product/strobe/z240.htm

・「水中“S-TTL”オートストロボ『D-2000』」製品紹介ページ
  http://www.inon.co.jp/product/strobe/d2000.htm


●「ガイドナンバー」/「照射角度」表記の際、「拡散板(他社別名:減光フィルター/ワイドパネル等)」使用の有無を明確化

ストロボオプションの「拡散板(他社別名:減光フィルター/ワイドパネル等)」(*1)(*2) は、ストロボ光の照射角度を広げて均質化し、配光特性を改善する一方、実効的なストロボ発光量(≒ガイドナンバー)を弱めます。
ワイド撮影時など、広い照射角のまま、できるだけ強いストロボ光を使用したい場合には、「拡散板」なしでも広い照射角度を有し、ストロボ単体で配光特性が良好であることが重要です。
以上より、ユーザーにストロボ単体の性能を正しく伝えるためには、「拡散板」なしの『実効的なストロボ発光量(≒ガイドナンバー)』と共に、「拡散板」なしの『照射角度』をスペックに併記する必要があるとイノンは考えています。

イノン独自の「T型ツインフラッシュ」構造を採用した「Z−240」/「D−2000」両ストロボは、「拡散板」なしのストロボ単体でも『100°×100°円形配光』を実現。
両ストロボの持つハイパワーをそのままに、広い照射角度と円形の良好な配光特性を得ることができるのです。
配光特性が悪く、「拡散板」を使わなければ広い照射角度を得られない他社ストロボとは違います。

データ:
ストロボ機種名          Z−240    D−2000
拡散板なし時のガイドナンバー(*2) 24       20
拡散板なし時の照射角度      100°×100°円形配光

(*1)
「Z−240」/「D−2000」用には、用途別の9種類がラインナップされています。詳細は「拡散板」の製品紹介ページをご確認ください。
また、『Z−240』には、下記2種類の「拡散板」同等品が付属しています。
・外部オート非対応・-0.5白拡散板
・外部オート非対応・-1.5白拡散板
なお、『D−2000』には「拡散板」は付属しません。必要に応じて別途ご用意下さい。

(*2)
FULL発光時の陸上値[ISO100・m]、公称値


●ニコン「D200」/「D80」のプレ発光動作への対応

ほとんどのデジタルカメラでは、内蔵ストロボの予備的な発光(プレ発光)を『1回』行い、本発光時と合わせて都合『2回』のストロボ発光を行なうので、デジタルカメラと光接続可能なストロボには通常、このプレ発光動作に対応する機能が装備されています。
しかし、ニコンの最新一眼レフカメラ「D200」/「D80」では、撮影状況によってプレ発光回数が『1回』〜『2回』に変化し、都合『2回』〜『3回』のストロボ発光を行なうようになりました。
従来のプレ発光『1回』にのみ対応したストロボでは、発光しない、調光精度が悪くなる、使用できる機能が制限されるといった不具合の発生が考えられます。
以上より、「D200」/「D80」を光接続で使用する場合には、このプレ発光動作に完全対応したストロボである事が重要です。

イノン「Z−240」/「D−2000」両ストロボは、もちろんにこのプレ発光動作に完全対応(*3)。『Type2』新回路を搭載した「Z−240」/「D−2000」両ストロボを、2006年10月6日より出荷開始しています。
Type2』新回路を搭載したストロボでは、プレ発光回数を検知して自動的に最適な動作を行なうので、「D200」/「D80」光接続時にも、高精度「“S−TTL”オート」から「外部オート」/「マニュアル」まで、ストロボのスペックをフルに生かすことができます。
プレ発光『1回』〜『2回』動作に正確に追随できない他社ストロボで見られる、調光精度のばらつきなどは皆無です(*3)。

(*3)
弊社所有の「D200」/「D80」単体を用いた動作テストを元に、対応状況を確認しています。特定のハウジングと組み合わせた場合の動作を保証するものではありません。
「Z−240」/「D−2000」各ストロボの各機能へ対応する為には、「D200」/「D80」の内蔵ストロボ光を、「Z−240」/「D−2000」各ストロボの要求仕様を満たした状態で導く必要がありますので、各社ハウジングの“カメラ内蔵ストロボ光”を“光ケーブル”に導くための仕組み/構造や、クリアフォトフィルムの使用有無等を含めた、適切な設計と動作検証が必要となります。ご使用のハウジングの対応状況に付きましては、各ハウジングメーカーへご確認下さい。


以上、どうぞ宜しくお願い致します。


2007年2月15日

有限会社イノン









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