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投稿時間:11/07/19(Tue) 19:05 (No.323)
タイトル:コンデジ用水中マイクロ魚眼レンズ『UFL-M150 ZM80』の発売について

弊社取り付けオプションの“マウントベース類”に装着し(*1)、カメラの光学ズームを約80mm相当(35mm版換算)に
ズームするだけで、手軽にレンズ前0cmから、画角150°の超広角魚眼撮影が可能なコンデジ専用“水中虫の目レンズ”、
及びマウントベースへ取り付けるためのアダプターを『2011年7月21日(木)』に発売いたします。


・「水中マイクロ魚眼レンズ『UFL-M150 ZM80』」
 --2011年7月21日(木)発売
 --\23,000-[税別] / \24,150-[税込]
 --JANコード:456212143 621 3

・「M27-AD マウント変換リング for UFL-M150 ZM80」
 --2011年7月21日(木)発売
 --\3,500-[税別] / \3,675-[税込]
 --JANコード:456212143 622 0
 (*28AD/ADマウントベースへ取付する際に必要です)

・「M27-M67 マウント変換リング for UFL-M150 ZM80」
 --2011年7月21日(木)発売
 --\3,500-[税別] / \3,675-[税込]
 --JANコード:456212143 623 7
 (*M67マウントベースへ取付する際に必要です)

・「M27-LD マウント変換リング for UFL-M150 ZM80」
 --2011年7月21日(木)発売
 --\3,500-[税別] / \3,675-[税込]
 --JANコード:456212143 624 4
 (*28LDマウントベースへ取付する際に必要です)


(*1)取付可能なマウントベースに付いては、下記リンクをご参照下さい。

・「UFL-M150 ZM80 取り付け対応表」
 http://www.inon.co.jp/cgis/news/img/UFL-M150ZM80_Compatible.pdf




「水中マイクロ魚眼レンズ『UFL-M150 ZM80』」



画像左:「M27-AD マウント変換リング for UFL-M150 ZM80」
中央 :「M27-M67 マウント変換リング for UFL-M150 ZM80」
画像右:「M27-LD マウント変換リング for UFL-M150 ZM80」



「水中マイクロ魚眼レンズ『UFL-M150 ZM80』」/「M27-ADマウント変換リング for UFL-M150 ZM80」装着例
(オリンパス社防水ハウジング『PT-045』+イノン『28ADマウントベース・PT-045/047』に装着)


「水中マイクロ魚眼レンズ『UFL-M150 ZM80』」/「M27-M67マウント変換リング for UFL-M150 ZM80」装着例
(ソニー社防水ハウジング『MPK-WD』+イノン『M67マウントベース・WD』に装着)


「水中マイクロ魚眼レンズ『UFL-M150 ZM80』」/「M27-LDマウント変換リング for UFL-M150 ZM80」装着例
(キヤノン社防水ハウジング『WP-DC38』+イノン『28LDマウントベース・DC38』に装着)



■ 製品の主な特徴 ■

レンズをワンタッチで取り付けるだけで、お手元のコンデジが“水中虫の目レンズ”に様変わりします
 カメラのレンズが小さく、高倍率ズームではない、汎用コンパクトデジカメ専用に光学設計されていますので、
 弊社“マウントベース類”に本レンズを装着するだけで、手軽に超広角/超接写の撮影が可能です。(*2)
 対物側レンズ径がφ32.9mmと小径で、レンズ前0cmからピント合わせができるので、
 通常のフィッシュアイレンズとは一線を画する、いわゆる“虫の目レンズ撮影”が可能です。

カメラのズームを約80mm(35mm版換算)にするだけで、水中画角150°のレンズになります(*3)
 レンズ径の大きな、通常のフィッシュアイレンズでは点にしか写らなかった小さな被写体も、小さなレンズ径を活かして、
 画面いっぱいに写し込むことができます。

ネジで取付位置の調整が可能なので、比較的多くのカメラに対応します(*1)
 レンズ本体の周りがネジ形状になっていて、取付位置を前後に調整できるので、カメラ機種毎に異なるレンズ仕様でも、
 多くのコンデジで使用することが可能です。(*4)

弊社ストロボの“S-TTL”調光にも対応しています
 イノンZ-240、D-2000、S-2000ストロボに搭載の“S-TTL”自動調光にも対応していますので、S-TTLストロボを使えば、
 シャッターを押すだけで簡単に適正な露出が得られます。

本レンズを装着しても、レンズの明るさが暗くなることはありません
 アフォーカル系コンバージョンレンズなので、本レンズを取り付けても、明るさが暗くなることはありません。
 カメラのAF(オートフォーカス)もそのまま、ご利用頂けます。

(*2)本レンズの取付には、本レンズが使用可能な「マウントベース類」と、マウントベースの種類に合った「マウント変換リング」の
   2品が、最低限必要です。
(*3)本レンズは水中専用です。陸上では像を結ばず、ボヤけて使用できません。
(*4)レンズが大口径なコンパクトデジカメや、光学ズームが高倍率な機種、一眼レフ用の大きなレンズには使用できません。



■ 『UFL-M150 ZM80』セット構成例 ■


・ パナソニック社「LUMIX DMC-FT3」+パナソニック社「DMW-MCFT3」
・「28LDマウントベース・MCFT3」
・「UFL-M150 ZM80」+「M27-LDマウント変換リング for UFL-M150 ZM80」

・「LE550-W」 ×2(LE550-W付属の“光源均一ピンクフィルター・LE”を装着済)
・「ダブルライトホルダー・LE」+「Zジョイント」

・「ダイレクトアームYSセット・マルチD.B.ロング」
・「グリップベースD4」


・ キヤノン社「PowerShot S95」+キヤノン社「WP-DC38」
・「28LDマウントベース・DC38」
・「UFL-M150 ZM80」+「M27-LDマウント変換リング for UFL-M150 ZM80」

・「S-2000」 ×2(別売オプションの“-0.5青拡散板 for S-2000”を装着済)
・「ストロボライトホルダー・LE」
・「LE550-W」 ×2(LE550-W付属の“光源均一ピンクフィルター・LE”を装着済)
・「L型光Dケーブル・キャップW51セット」+「L型光Dケーブル」

・「アームSSセットZ」 ×2
・「グリップベースD4」+「Dホルダー」



■ 『UFL-M150 ZM80』ご購入にあたってご留意頂きたい点 ■

本製品は、通常のフィッシュアイ(魚眼)レンズとは異なる、特殊なコンバージョンレンズです。
下記事項をご理解の上、ご購入くださいます様、お願い申し上げます。

●本製品は、被写体に極力近づいて、小さな被写体を画面一杯に写し込む、いわゆる“虫の目レンズ撮影”を
 想定して開発しています。レンズ径を小さくして、レンズ直前での被写体撮影時に収差が良好となるよう、
 光学設計されています。通常のフィッシュアイレンズのような、水中景観全体を写し込む、無限遠撮影を主体に
 撮影する場合には、フィッシュアイコンバージョンレンズをご使用下さい。

●本製品は、水中専用レンズです。陸上では使用できません。陸上での試し撮りは、浴槽や水槽等で行って下さい。

●カメラの光学ズームを望遠側へズームし、焦点距離を約80mm(35mm版換算)にセットして、ケラレが無くなるところで
 撮影して下さい。カメラのズームがワイド端の場合、円周魚眼レンズのような画像(画角150°)になります。

●レンズ径が小さく、レンズ前0cmからピント合わせが可能なので、被写体距離が数ミリでの撮影では、極端に被写界深度
(ピントの合う奥行き)が浅くなります。この場合は、カメラの絞りを絞って撮影する事をお勧めします。

●ねじ込んで取付位置を前後に調整する仕様上、“マウント変換リング”に本レンズがねじ込まれた状態で、弊社レンズオプションの
 “レンズホルダー類”に取り付ける事はできません。

●使用ハウジング、撮影距離、画角等の撮影条件によっては、内蔵ストロボ光がケラレますので、外部ストロボを使用しない場合は、
 自然光のみでの撮影を行い、カメラ内蔵ストロボを“発光禁止”に設定する事をお勧めします。

●被写体に接近して撮影する際には、生物にストレスを与えたり、レンズを接触させたりしないよう、生物や環境に充分配慮の上、
 ご使用をお願い致します。



■ 『UFL-M150 ZM80』撮影例 ■


 --被写体/撮影距離:アナハゼ(全長約10cm)/1cm前後
 --撮影機材:    キヤノン PowerShot S90/WP-DC35、イノン UFL-M150 ZM80、Z-240×2灯(S-TTL発光)
 --撮影パラメータ: 1/250、F8、ISO100(*カメラのズームを、35mm版換算で「85mm」にセットして撮影)
 --撮影者/撮影地: 鳥居深志@INON/大瀬崎湾内


 --被写体/撮影距離:オキゴンベ(全長約8cm)/3cm前後
 --撮影機材:    キヤノン PowerShot S90/WP-DC35、イノン UFL-M150 ZM80、Z-240×2灯(S-TTL発光)
 --撮影パラメータ: 1/80、F8、ISO100(*カメラのズームを、35mm版換算で「85mm」にセットして撮影)
 --撮影者/撮影地: 鳥居深志@INON/大瀬崎湾内


 --被写体/撮影距離:スケロクウミタケハゼ(全長約2.5cm)/1.5cm前後
 --撮影機材:    キヤノン PowerShot S90/WP-DC35、イノン UFL-M150 ZM80、Z-240×2灯(S-TTL発光)
 --撮影パラメータ: 1/60、F8、ISO80(*カメラのズームを、35mm版換算で「85mm」にセットして撮影)
 --撮影者/撮影地: 鳥居深志@INON/熱海ビタガ根


 --被写体/撮影距離:オニカサゴ(全長約20cm)/5cm前後
 --撮影機材:    キヤノン PowerShot S90/WP-DC35、イノン UFL-M150 ZM80、S-2000×2灯(S-TTL発光)
 --撮影パラメータ: 1/30、F5.6、ISO80(*カメラのズームを、35mm版換算で「28mm」の“ワイド端”にセットして撮影)
 --撮影者/撮影地: 鳥居深志@INON/熱海ビタガ根


 --被写体/撮影距離:ダイバー/1.5cm前後
 --撮影機材:    キヤノン PowerShot S95/WP-DC38、イノン UFL-M150 ZM80、S-2000×2灯(S-TTL発光)
 --撮影パラメータ: 1/60、F8、ISO100(*カメラのズームを、35mm版換算で「85mm」にセットして撮影)



■ 『UFL-M150 ZM80』主な仕様 ■

・外径/全長: φ39.7mm / 36.8mm
・重量[水中/陸上]: 約41g / 66g
・ネジ径/ピッチ: M27 / P1
・実用耐水深: 60m
・本体材質/表面処理: 光学ガラス / 両面減反射コーティング
・レンズ構成/倍率: 4群5枚 / 0.15(水中アフォーカル系)
・最大入射画角: 150.0°



■ 関連ページ ■

●イノン公式ホームページ内製品情報ページ

・【フォトギャラリー】『UFL-M150 ZM80』
  http://www.inon.jp/gallery/inon/uflm150zm80_ryo_minemizu.html

・「UFL-M150 ZM80 取り付け対応表」
  http://www.inon.co.jp/cgis/news/img/UFL-M150ZM80_Compatible.pdf

・「マウントベース」
  http://www.inon.co.jp/products/key_components/lineup.html

・「グリップベースD4」
  http://www.inon.co.jp/products/armsystem/base.html#gripbase

・「水中LEDハンドライト『LE550-W』」
・「水中LEDハンドライト『LE550-S』」
・「水中LEDハンドライト『LE240』」
・「防水LEDハンドライト『LE250』」
  http://www.inon.co.jp/products/le_light/lineup.html

・「水中“S-TTL”オートストロボ『S-2000』
  http://www.inon.co.jp/products/strobe/s2000/top.html
・「水中“S-TTL”オートストロボ『D-2000』」
  http://www.inon.co.jp/products/strobe/d2000/top.html
・「水中“S-TTL”オートストロボ『Z-240』」
  http://www.inon.co.jp/products/strobe/z240/top.html

・「L型光Dケーブル・キャップW51セット」
・「L型光DケーブルSS・キャップW51セット」
  http://www.inon.co.jp/products/strobe/optical/capset.html



以上、どうぞ宜しくお願い致します。


2011年7月19日

有限会社イノン









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