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本文章中は、「Z-220」或いは「Z-220S」を、「D-180」のスレーブストロボとしてお使いのユーザー様へのお知らせです。
上記以外のご使用方法にてお使いのユーザー様には、以下記述が関係する事は御座いません。
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弊社ストロボ「Z-220」或いは「Z-220S」を、「D-180」のスレーブストロボとして、特定の使用条件にてご使用の際、動作が不安定になる場合がある事が判明致しました。
付きましては、以下詳細の通り、対象となるご使用条件にて「Z-220」或いは「Z-220S」をお使いのユーザー様を対象に、内部回路調整を行わせて頂きます。


●対象製品(*1)
「Z-220」全製品
「Z-220S」全製品

(*1)
8/22現在、新規生産品の仕様変更予定は未定となっております。ご了承下さい。


●対象となる(対象となる動作が発生する)ご使用条件
1)弊社「Z-220」或いは「Z-220S」を、「D-180」のスレーブストロボとしてご使用頂いており、
2)内蔵ストロボが撮影毎に1回しか発光を行わないカメラ(下記[対象となる可能性があるカメラ]の項をご参照下さい)をご使用で、
3)弊社「D-180」を“アドバンスドキャンセル回路OFF”にてご使用頂いており、
4)マクロ撮影時等、「D-180」の閃光量が極端に少なくなる条件下等でご使用の場合。

[対象となる可能性があるカメラ]
・ニコン社製「E5000」/「E5700」等
・オリンパス社製「C-5050Zoom」/「C-4100Zoom」等で、内蔵ストロボを“スレーブモード”に設定している場合
・その他、ご使用の「D-180」使用説明書内にて、[R-TTL]/[R-S]/[R-M]に分類されたカメラ


●対象となる動作の概要(*2)
上記特定の条件下にて、「Z-220」或いは「Z-220S」が極く弱い光でしか光らない等、TTL調光動作が不安定になる事がある。

(*2)
「D-180」と、「Z-220」或いは「Z-220S」とのスレーブ接続に「光Dスレーブケーブル」をご使用の場合には、下記リンクを合わせてご確認下さい。
http://www.inon.co.jp/cgis/news/wforum.cgi?no=20&reno=no&oya=20&mode=msg_view&page=0


●不具合の原因
「Z-220」或いは「Z-220S」の、「D-180」アドバンスドキャンセル回路OFF時の閃光に対するマッチング不足


●内部回路調整の概要
「Z-220」或いは「Z-220S」内部回路を、「D-180」アドバンスドキャンセル回路OFF時の閃光に合わせて設定変更致します(*3)。

(*3)
8/22現在、“内部回路調整”後の「Z-220」或いは「Z-220S」は、“アドバンスドキャンセル回路ON”の「D-180」のスレーブストロボとしてご使用頂く事が出来ません。
“アドバンスドキャンセル回路ON”の「D-180」のスレーブストロボとしてご使用頂く為には、再度、“(逆の)内部回路調整”を行って頂く必要があります。
つまり、マスターストロボとして“アドバンスドキャンセル回路ON”の「D-180」、及び“アドバンスドキャンセル回路OFF”の「D-180」、双方に同時対応する事は出来ません。どちらか一方の対応になります事をご了承下さい。


●内部回路調整のご依頼方法/ご質問方法
対象となる「Z-220」或いは「Z-220S」を、ご購入頂いた日時が記載されたメモ等をご同封の上、下記住所までお送り下さい。
上述の“内部回路調整”を行った後ご返送致します(*4)。
また、“内部回路調整”を行う必要があるかどうか分からない場合等、ご不明な点に付きましても、下記連絡先までお問い合わせ下さい。

郵便番号　247-0061
神奈川県鎌倉市台2-18-9
有限会社イノン　「Z-220」/「Z-220S」内部回路調整係
電話番号　0467-48-2174　(受付時間：平日の10時-12時/13時-19時)

(*4)
本発表前に対象製品をご購入頂いている場合、1回に限り、“内部回路調整”は無償にて行わせて頂きます。
本発表後に対象製品をご購入頂いている場合の“内部回路調整”、及び(“アドバンスドキャンセル回路ON”の「D-180」に対応する為に)、再び(逆の)内部回路調整を行う際には、有償でのご対応とさせて頂きます。ご了承下さい。


●「Z-220」及び「Z-220S」の仕様変更(*5)
「Z-220」及び「Z-220S」に付き、以下の通り動作対応等の仕様変更をさせて頂きます。ご了承下さい。

[変更内容]
「D-180」をマスターストロボとしてご使用時の、「Z-220」及び「Z-220S」の対応する自動調光動作について:
(使用説明書21ページ、「スレーブ接続における各機能対応表」の内容)

・「D-180」の“アドバンスドキャンセル回路ON”の場合
　A)出荷状態にて「TTL自動調光」及び「マニュアル調光」どちらにも対応。
　B)「内部回路調整」を行った製品では、「マニュアル調光」にのみ対応となります。「TTL自動調光」をご使用の際には、別途「(逆の)内部回路調整」(有償)が必要となります。
　
・「D-180」の“アドバンスドキャンセル回路OFF”の場合
　C)出荷状態では「マニュアル調光」にのみ対応。
　D)「TTL自動調光」をご使用の際には、別途「内部回路調整」(有償)が必要となります。

(*5)
改善や都合等により、仕様/外観/の一部を予告無しに変更する事があります。ご了承下さい。


以上、お手数をお掛け致しますがどうぞ宜しくお願い致します。



2003年8月22日

有限会社イノン