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ドームレンズで水中照射角度を110°に拡大

発光部前面に緻密に計算されたドームレンズ(*1)を採用し、イノン独自のT型ツインフラッシュ発光管(特許取得済み)との相乗効果により、ガイドナンバー20(*2)の高出力発光をロスなく水中で広げ、水中照射角度円形110°を実現。拡散板などで光量を減衰させることなく、大光量と広い水中照射角度を両立させました。
一般的に用いられている乳白の拡散板は、照射角度を広げるだけでなく、光量を減衰させてしまうほか、内部に熱をこもらせる欠点がありました。一方ドームレンズは、空気・アクリル・水の屈折率を利用して光を広げます。高出力発光のほぼ全てを前方に放射しながら 照射角を110°まで広げています。
さらに、D-200は大光量ストロボの問題点であった閃光時間の長さをクリア。発光開始から最大閃光まで、ごく短時間で到達します。カメラの内蔵フラッシュのプリ発光や本発光を感知すると同時に、D-200ストロボも照射開始する方式とあいまって、1/1000の高速シャッタースピード時にも、ストロボ照射がシャッターにケラレることなく、フル発光まで出力できます。

(*1) 水中で照射角度を広げるドームレンズシステムについて、特許申請中です。
(*2) 陸上値 /ISO100・m、公称値

前面ドームレンズ前面ドームレンズ

水中で扱いやすい、浮力4グラム

D-200は、eneloop単三形電池4本とストロボライトカッターを装着した状態で4gの浮力(*3)を持ち、水中でわずかに浮く仕様。「ZアダプターMV」や「Zジョイント」などのアダプターを取り付けて、海水中でほぼ中性浮力になります。水中で重いストロボは、接続しているアームのクランプを緩めすぎた際に、ストロボが自重で傾いたり下がったりすることがありますが、中性浮力のD-200は、安定した光軸位置調節が可能です。また、軽いストロボは、水中での持ち運びに有利です。

(*3) 真水中で実測した浮力は約4g。海水中の浮力は概算で約23g。eneloop単三形電池4本とストロボライトカッターを含む。

S-TTLオート調光/13段階マニュアル調光

信頼と実績のある、イノン独自の高精度自動調光システム「S-TTLオート」調光(特許取得済み)を搭載。簡単・確実に適正露出で撮影することができます。
さらに、最適化された高性能受光センサー機構により、カメラシステム側からの信号を漏らさず受光可能。システム側からの発光が微弱な場合や、光ケーブルが劣化しはじめた状態でさえも、ストロボが確実に発光し、発光不良のストレスから解放されます。
また、細かい1/2EV.刻み13段階のマニュアル調光機能を搭載。微妙な光量調節を必要とするプロユースにも、精度の高いライティングを提供します。



S-TTLオートの露出を補正する「EV.コントローラー」

S-TTLオート調光は、ストロボ背面の「EV.コントロールスイッチ」を回すだけで、発光量の微調節が可能。調節の範囲は、標準的な設定位置からプラス側へ3段階、マイナス側へ6段階。撮影者が意図する適正露出や、カメラの機種によって異なる露出の特性に合わせて、簡単に補正を行えます。

レンズへの不要な直射光を遮る「ストロボライトカッター」を標準装備

発光部周囲に、ストロボ周辺光の一部カットすることができる「ストロボライトカッター」を標準装備。
ストロボ照射光が、カメラのレンズに直射することで生じるフレア・ゴースト現象や、ポート直近やポートより前にストロボを配置させた際などに発生する撮影画像への浮遊物の写り込みを、大幅に軽減します。
「ストロボライトカッター」は、360°自在に回転可能。適度なクリック感で操作性に優れ、撮影中でも簡単・快適に位置調整できます。

ストロボライトカッターは着脱可能ストロボライトカッターは着脱可能

ストロボライトカッターは360°回転可能ストロボライトカッターは360°回転可能

220ルーメン高照度パワーLED
シャッター連動自動消灯フォーカスライト内蔵

カメラのオートフォーカス測距時の補助光として、シャッターレリーズと合わせて消灯し、自動的に再点灯する、明るさ220ルーメンの「シャッター連動自動消灯フォーカスライト」を内蔵(アメリカ国内で特許取得済み)。
ライト発光部前面にフレネルレンズを搭載し、ライトとストロボの光軸とをほぼ合致させました。ストロボの光軸合わせ用のターゲットライトとしても、使い勝手を大幅に向上させています。

ストロボのフォーカスライト光の軌跡ストロボのフォーカスライト光の軌跡(水中)<br> 画像上:D-200、画像下:D-2000

昼夜問わず見やすい高照度蓄光背面操作パネル
操作性を高めた大型スイッチを採用

背面操作パネルに、白色を基調とした高照度蓄光素材を採用。昼夜問わずパネル表示の視認性が向上しました。
また、背面操作スイッチを大型化。厚手のグローブ越しでも瞬時に操作が可能です。光量を調節する「EV.コントロールスイッチ」には、最大と最小で止まる回転止め機構を追加し、スイッチポジションをわかりやすくしています。

高照度蓄光背面操作パネル高照度蓄光背面操作パネル
大型化されたスイッチ大型化されたスイッチ

内部にこもる熱を水中へ逃がす放熱機構を装備

発光部周辺に熱伝導率の高い金属の放熱環を装備し、電子回路にも放熱対策を追加。発光ごとにストロボ内部にこもる熱を、効率よく水中へ放出させることができます。
耐熱性能の向上により、大光量ストロボの課題であった熱の問題を解消しました。過熱で発光が停止するという不安もなく、撮影に集中できます。

フル発光でも最短1.3秒のリサイクルタイム

フル発光時のリサイクルタイム(ストロボがフル発光してから、ストロボレディランプが点灯して発光可能になるまでの時間)は、最短約1.3秒 (*3)。大光量でも高速チャージを実現しています。

(*3) 推奨電池 (Panasonic "eneloop pro", BK-HCD, 1.2V, Min.2,500mAh) 使用時。弊社内テストデータ(参考値)です。

各種ストロボドームフィルター対応

前面に備わったバヨネット機構により、各種ストロボドームフィルターを簡単に取り付け/取り外しできます。
ストロボのドームレンズの保護と、光質を柔らかくする効果をもつ「ストロボドームフィルター SOFT」が付属。別売アクセサリーとして、発光量を-4EV.減少させる「ストロボドームフィルター ND」、ストロボの色温度をそれぞれ4600K、4900Kに変更する「ストロボドームフィルター [4600K]」、「ストロボストロボドームフィルター [4900K]」など、多数のフィルターが対応します。

ストロボドームフィルター SOFT装着ストロボドームフィルター SOFT装着

ストロボドームフィルター SOFT(付属品)ストロボドームフィルター SOFT(付属品)

ストロボドームフィルター [4900K]](別売)ストロボドームフィルター [4900K](別売)

ストロボドームフィルター [4600K]](別売)ストロボドームフィルター [4600K]](別売)

ストロボドームフィルター ND(別売)ストロボドームフィルター ND(別売)

簡単確実な光ケーブル接続

浸水のリスクがなく、カメラシステムとストロボとを簡単確実に接続する、イノンの光接続システムが対応。コンパクトデジタルカメラ用のハウジングから、内蔵フラッシュを装備したデジタル一眼カメラ用のハウジング、LEDトリガー回路を内蔵したデジタル一眼カメラ用のハウジングまで、メーカーや機種を問わず光ケーブルで接続できます。


光ケーブル接続光ケーブル接続

ワイヤレスTTL機能搭載

高感度受光センサーにより、光ケーブルを使用せず、ミラーを使ったワイヤレスS-TTLオート調光を可能にしました。別売の「ワイヤレス接続キット」を装着したストロボを、「シューベースセット」や「グリップベースD4セット」を介してハウジングに取り付けた簡単セッティングで、S-TTLオート調光撮影が可能となります。

* オリンパス社のワイヤレスRCフラッシュシステムや、ニコン社のクリエイティブライティングシステムなど、カメラ本体に搭載のワイヤレスフラッシュシステムとは、方式が異なるため互換性がありません。

プレ発光 (1回/2回) 自動切り換え機能内蔵

プレ発光が1回ではなく、撮影状況によってプレ発光回数が1回から2回に変化し、内蔵フラッシュが都合2回から3回発光するカメラにも対応。プレ発光回数を検知して自動的に最適な動作を行なうので、高精度「S-TTLオート調光」はもちろん、「マニュアル調光」が正確に動作します。
さらに、独自機能「アドバンスドキャンセル回路」によって、内蔵フラッシュをプレ発光させるデジタルカメラとの組み合わせで「マニュアル調光」をする際に問題となっていた、カメラ内蔵フラッシュが常にフル発光してしまう現象を抑制し、撮影間隔の短縮と撮影枚数の増加を実現しました。