INONテクニカルガイド 【クリアフォトシステム機能について】

クリアフォトフィルム

水中でもストロボ光を使用した鮮明なデジタル写真が撮れる

クリアフォトシステム



クリアフォトシステム

クリアフォトシステムでは、デジタルカメラのストロボ発光部にクリアフォトフィルムを貼り、可視光のストロボ光をカットします。ハウジングから内蔵ストロボ光が漏れないので、角度がついた外部ストロボ光のみの撮影ができ、クリアな水中デジカメ写真が撮れるのです。
もちろん、拡散板やボディーに遮光の為のテープ等を貼る必要はありません。




>>>撮影結果

クリアフォトシステムを使用した撮影結果イメージハウジングからの光の影響無し

角度のついた外部ストロボでもゴミが写ってしまう

従来のストロボシステム

従来の、出来るだけマリンスノー現象を少なくした組み合わせ

従来のストロボシステム

拡散板に黒いテープ等で遮光しても、透明なボディの汎用型ハウジングは、ボディ全体が光っているのです。このボディから漏れた光は、レンズ前のゴミに反射してマリンスノー現象を起こします。だから今までの水中デジカメ写真は、外部ストロボを使用しても、なんとなく、ぼけるだけでなく、ゴミが写り、きれいに撮れなっかたのです。透明ハウジングを遮光をしない状態で、内蔵ストロボ光を生かして撮影した場合は、マリンスノー現象がさらに顕著に出てしまいます。仮に、外部ストロボを併用しても、カメラ内蔵ストロボを遮光していないため、立体感のある写真を意図した、外部ストロボの効果が半減してしまいます。


>>>撮影結果

従来のストロボシステムを使用した撮影イメージ

<効果1> “マリンスノー”現象[レンズ前浮遊物の写り込み]の緩和

■クリアフォトフィルム有り
クリアフォトフィルム有り

クリアフォトフィルム使用する事で、内蔵ストロボの可視光がカットされ、レンズ前のゴミはほとんど写りません。“マリンスノー”現象のない、クリアな画像が得られました。

■クリアフォトフィルム無し
クリアフォトフィルム無し

クリアフォトフィルムを使用していないシステムでは、デジタルカメラの内蔵ストロボ光がレンズ前のゴミに反射して“マリンスノー”現象を起こしています。

(使用機材:WP-DC800、D-180x1、UWL-105AD、撮影距離:被写体[ロープ]まで約30cm)

<効果2> “ゴースト”現象[内蔵ストロボ光写り込み]の緩和

■クリアフォトフィルム有り
クリアフォトフィルム有り

クリアフォトフィルム使用する事で、内蔵ストロボの可視光がカットされる為、内蔵ストロボ光が写り込む事はなくなりました。
この効果は、各ハウジングごとに異なる、内蔵ストロボの遮光性能には依存せず、画質向上に有効です。

■クリアフォトフィルム無し
クリアフォトフィルム無し

内蔵ストロボの遮光が上手く出来ていない透明ボディのハウジングでは、ハウジングの防水レンズまで光が回り、外付けコンバージョンレンズ内に“ゴースト”現象[画像右上にある、白色弧状の内蔵ストロボ光の写り込み]が発生してしまいます。

(使用機材:PT-016、D-180x1、UCL-165AD、撮影距離:被写体[アナハゼ]まで約5cm)

透明ボディのハウジングで上記2つの現象を防ぐ為には、このクリアフォトシステムを使う以外、解決方法がありません。
内蔵ストロボ発光部のみ黒いテープ等で遮光しても、透明ハウジング内に光が回り完全に消す事は出来ないのです。

* クリアフォトフィルムは、各カメラに対応する、光ケーブル・キャップセットに付属しています。
* ストロボの発光は、カメラのプレ発光時ではなく、本発光時を示します。
* このシステムは日本おいて特許出願中、及びに米国において特許取得済み[Patent No. 6,704,500]です。

★本ページ内のイラストは、分かりやすく説明するための概念図、及びイメージ図のため、実際と異なる部分があります