D2000 type3
D2000 type3 背面

D-2000 Type3背面

高精度“S-TTL”搭載

高級デジカメからオート専用お手軽デジカメ(透明ハウジング)まで、外部ストロボでのTTLオート水中撮影に数々の実績を刻む、信頼のS-TTLを搭載。TTLオートだから、わずらわしい絞りの設定は必要ありません。
 

カメラメーカーを問わず作動

高精度なS-TTLは、カメラメーカーを問わず作動します。入門機として購入したお手軽デジカメから他メーカーの高級デジカメへのステップアップする場合でも買い替えの必要がなく、そのまま使用することができるのです。
(* 対応する“カメラ機種”及び“ハウジング機種”との組み合せごとに専用設計された、弊社製「光Dケーブル・キャップセット」を用いて正しく接続した場合にのみ、S-TTLの動作を確認しています。弊社製「光Dケーブル・キャップセット」が対応するカメラ機種/ハウジング機種、及び「光Dケーブル・キャップセット」をハウジングへ取り付けるため、別途必要となる製品名など、詳細につきましては、「動作確認済みカメラ/カメラシステム」のページ、「光Dケーブル・キャップセット」のページ、「簡単確実システム」のページ、及び「S-TTL」動作原理のページをご確認下さい。)
 

TTL撮影でも好みの露出に調節

D-2000の“S-TTL”撮影では、ユーザーの感性で異なる“本当の(好みの)”適正露出に合わせ、発光量の微調節が可能。もちろん、カメラ機種/個体間で微妙に異なる露出の補正も簡単に行なえます。
従来のTTLを超える使い勝手を提供します。
 

微妙な光量を任意に調節

微妙な光量を任意に調節
従来からの外部オート設定も24段階、可能。微妙な光量を任意に調節できるので、2灯使用時のストロボ光の影も自由に創作できます。
 

プロフェッショナル撮影にも対応

マニュアル発光はクラス最高、13段階設定。1/2EV刻みで設定できるので、高度なプロフェッショナル撮影にも対応できます。
 

従来のTTLも搭載

フィルムカメラで一般的なストロボ調光方式である、従来のTTLも搭載 (*イノン「X1シリーズ」、或いは「光コンバーターTTL」と『光ケーブル接続』 を行った場合のみ対応)
 

大光量G.N.20(ISO100・m)

光量は、ガイドナンバー20(ISO100・m)。従来のデジタル対応機種D180より、約30%光量(明るさの比較)がアップしました。光量不足を解消し、より離れた被写体もカバーします。
 

拡散板をつけると円形配光110°、拡散板なしでも円形配光100°の広照射角(※)

特許取得の“T型ツインフラッシュ”構造で、『拡散板を取り付けなくても』円形配光「100°」の広照射角。拡散板を取り付ければ、円形配光「110°」まで広がります。
拡散板の有無に関わらず、理想的な円形配光を実現しているので、アームを使った自由な角度からのライティングを行っても、配光特性の悪い他社外部ストロボとは違い、取り付け角度のズレによってストロボ光がケラレてしまう事はありません。
また、拡散板を付けないと配光特性が良くならないストロボでは、照射角を広げるためには常時拡散板が必要となります。このため、フル発光時の光量が定格より約1絞り以上減少し定格の光量は出なくなり、弱い光となってしまいます。D-2000は拡散板無しでも配光が良いため、このような問題も起こりません。
※拡散板はオプションパーツです。詳細は次項を参照下さい。
 

拡散板システム

ストロボ光とフォーカスライトの色温度を変換できる拡散板システム。 
※オプションパーツ、次項参照
 

新世代3W高輝度LED内蔵

暗い水中でもピント合わせが確実にでき、写真に写りこみがない、シャッター連動・自動消灯フォーカスライト内蔵。D-2000“Type 3”では、従来仕様の“キセノン球”から“3Wの新世代高輝度LED”に変更。 大幅に明るくなったフォーカスライトは、もはや撮影時の補助光にとどまらず、撮影時以外にも水中ライトとして十分使用可能です。
 

プレ発光(1回/2回)自動切換え機能内蔵
ニコンD700/D300/D200/D90/D80に完全対応

ニコンの最新デジタル一眼レフカメラ「D700」/「D300」/「D200」/「D90」/「D80」では、従来のようにプレ発光『1回』ではなく、撮影状況によってプレ発光回数が『1回』~『2回』に変化し、都合『2回』~『3回』のストロボ発光を行ないます。
他社ストロボでは対応が困難なこの動作も、『Type3』回路を搭載したイノンストロボでは完全対応可能。プレ発光回数を検知して自動的に最適な動作を行なうので、「D700」/「D300」/「D200」/「D90」/「D80」光接続時にも、高精度「“S-TTL”オート」はもちろん、「外部オート」や「マニュアル発光」が正確に動作します。
従来のプレ発光『1回』にのみ対応したストロボで起こりがちな、発光しない、調光精度が悪くなる、使用できる機能が制限されるといった事はありません。
 

クリアフォトシステム採用

透明な汎用デジカメハウジングの内蔵ストロボ光が漏れる現象を根本的に解決したクリアフォトシステムを採用。ハウジング周りのゴミ(内蔵ストロボ光反射)に影響されないクリアな水中写真が撮れます。
 

アドバンスドキャンセル回路内蔵

従来の他社キャンセル回路・外部ストロボと比較して、1/3の撮影間隔、1.2倍の撮影枚数を可能にしたアドバンスドキャンセル回路を内蔵。
※外部オート及びマニュアル発光撮影時に有効
※カメラの機種と設定により撮影間隔と撮影枚数のデータは変わります。
 

超耐久仕様、水漏れ皆無

超耐久仕様カール形状光ファイバを用いた、水漏れ皆無の光接続システム。
 

大容量“eneloop”充電池、オキシライド乾電池にも対応

電圧安定化回路を内蔵し、大容量の“eneloop”充電池や、オキシライド乾電池にも対応 (*オキシライド電池では、使用開始直後の電圧が1.7V以上あります。通常のフラッシュ発光(閃光)は、高い電圧の状態で全く問題なく使用可能です。但し、本製品内蔵の「フォーカスライト」を、高い電圧の状態で直ぐに点灯させると、「フォーカスライト」のLEDの寿命が短くなってしまいます。オキシライド電池使用時、「フォーカスライト」は、通常のストロボ発光を10回以上(Full発光の場合)行った後、通常の電圧に下がってから、ご使用下さい)。
 

ガス抜き2バルブの安全設計

密閉された空間で発生するバッテリーからのガス。イノンでは、このガスの危険性をいち早く認識し、イノンでのストロボ開発、第一号の『Z-22』より対策が施され、全てのストロボ製品のバッテリーケースにガス抜き弁が備わっています。
D-2000では、更に安全性を高める為、バッテリーケースと高温となる発光管のある基板室を分離し、その上、基板室も高圧にならないよう、もう一つガス排出弁が備わっています。イノンは安全設計でも、今、考えられる事を追求して製品に盛り込みます。安心してご使用下さい。