Z-240 Type3 正面
Z-240 Type3 背面
ガイドナンバー24の大光量、拡散板なしでも円形配光100°の広照射角
従来の単三形電池4本のみを電源とする「Z-240」ですが、拡散板なしでも理想的な円形配光/広照射角を実現する、イノン独自の“ T型ツインフラッシュ”構造
また、拡散板の使用有無に関わらず円形配光のZ-240では、アームを使った自由な角度からのライティングを行っても、取り付け角度のズレによってストロボ光がケラレてしまう事はないのです。
高速X接点カメラ使用時、さらに差がつく大光量
ごく短時間で非常に強く閃光可能なZ-240は、従来の大光量ストロボの問題点 であった、発光時間の長さをクリアし、高速シャッターでの撮影時でも、ストロボ光量の低下がありません。高速シャッター時、旧世代機(Z-220)との実効光量比は『約30%』を超え、1/250秒では『約60%』、1/500秒ではなんと『約90%』アップに達します。
明るい水面下/白砂地での撮影時など、高速シャッタースピード(デイライトシンクロ)でさらに絞り込みたい、デジタル/フィルム一眼レフカメラシステムユーザーの要望に応えます。
最短1.7秒のリサイクルタイム、コンパクトボディ
光/電気の両接続に対応、『D-2000』シリーズで定評のある機能もすべて搭載
イノンハイエンドストロボ「Zシリーズ」の次世代機として、ニコノス5 ピンシンクロコネクターを装備したカメラシステムとの“電気ケーブル”接続に対応。 もちろん、デジカメ内蔵ストロボに“光Dケーブル”接続を行う事で、TTL オート撮影を実現する「“S-TTL”オート」モードや、“クリアフォトシステム”対応など、 『D-2000』シリーズに採用された先進機能を全て搭載(*5)。キヤノンEOS20D/10D用ハウジング、イノン『X-2』シリーズと組み合わせる事で、『簡単 』/『確実』に、完全自動の“S-TTL”オート撮影を行えるようになるのです。
もちろん、サブカメラのお手軽デジカメ(透明ハウジング)に“光Dケーブル” をつなぎ換え、完全自動“S-TTL”撮影を行うといった事も簡単。あらゆる機器構成での撮影、カメラシステムのアップグレードにも対応可能です。
(* 対応する“カメラ機種”および“ハウジング機種”との組み合せごとに専用設計された、弊社製「光Dケーブル・キャップセット」を用いて正しく接続した場合にのみ、S-TTLの動作を確認しています。弊社製「光Dケーブル・キャップセット」が対応するカメラ機種/ハウジング機種、および「光Dケーブル・キャップセット」をハウジングへ取り付けるため、別途必要となる製品名など、詳細につきましては、「動作確認済みカメラ/カメラシステム」のページ、「光Dケーブル・キャップセット」のページ、「簡単確実システム」のページ、および「S-TTL」動作原理のページをご確認下さい。)
13段階マニュアル/24段階外部オート装備、
多灯構成でのシャドウコントロールも簡単
さらに、“光Dケーブル”接続での多灯構成時には、イノンストロボに搭載された独自機能“アドバンスドキャンセル回路”
大光量3WLEDで水中ライト使用も可能。
多機能、シャッター連動自動消灯フォーカスライト内蔵
ストロボの光軸合わせやピント合わせの補助光として、また、レディランプ と連動して点灯させる事で、発光準備完了を知る事もできる、多機能内蔵フォーカスライト。Z-240“Type 3”では、従来仕様の“キセノン球”から“3Wの新世代高輝度LED”に変更。 大幅に明るくなったフォーカスライトは、もはや撮影時の補助光にとどまらず、撮影時以外にも水中ライトとして十分使用可能です。 また、皆様からのご要望を取り入れ、“電気ケーブル”接続時の制御方式に、『Z-240』側のスイッチ操作による手動ON/OFF 方式を採用しました。フォーカスライト光を連続点灯する事も、完全に消す事も、被写体や撮影状況に合わせ、ストロボ側のスイッチ操作で選択可能です。
もちろん、いずれの接続方法であっても、シャッターレリーズにリンクして、 フォーカスライトは自動的に消灯(*6)。“プレ発光”を行うカメラシステ ムとの“光Dケーブル”接続時には、“プレ発光”の時点で消灯を開始するため、 フォーカスライト光の写り込みを気にする必要はありません。
プレ発光(1回/2回)自動切り換え機能内蔵
ニコンD700/D300/D200/D90/D80に完全対応
ニコンの最新一眼レフカメラ「D700」/「D300」/「D200」/「D90」/「D80」では、従来のようにプレ発光『1回』ではなく、撮影状況によってプレ発光回数が『1回』~『2回』に変化し、都合『2回』~『3回』のストロボ発光を行ないます。
他社ストロボでは対応が困難なこの動作も、『Type3』回路を搭載したイノンストロボでは完全対応可能。プレ発光回数を検知して自動的に最適な動作を行なうので、「D700」/「D300」/「D200」/「D90」/「D80」光接続時にも、高精度「“S-TTL”オート」はもちろん、「外部オート」や「マニュアル発光」が正確に動作します。
従来のプレ発光『1回』にのみ対応したストロボで起こりがちな、発光しない、調光精度が悪くなる、使用できる機能が制限されるといった事はありません。
フィルムカメラ用 新調光方式、
「マニュアル+TTLオート」搭載
また、常にマニュアル発光で撮影を行われている方も、カメラシステムに装備された高精度のTTL調光機能を、TTLエラーによる白とびの心配なく活用する事が可能となります。マニュアルでの発光量設定の誤りによる露出オーバーを大幅に減らせるだけでなく、毎回の露出計算を大幅に省力化出来るチャンス。ぜひお試し下さい。
*1 陸上値 /ISO100・m、公称値
*2 付属の-0.5/-1.5拡散板使用時。拡散板不使用時であっても、円形配光100°を実現
*3 突起部を含まず
*4 推奨電池 (SANYO “eneloop”, HR-3UTG, 1.2V, Min.1,900mAh, Typ.2,000mAh)使用時(リサイクルタイム/発光回数は、弊社内テストデータ(参考値) です。電池メーカー/種類等により差が出る場合がありますので、ご留意下さい。)
*5 組み合わせるカメラシステム、及び接続方法等により、使用できる機能は異なります。
*6 組み合わせるカメラシステム、接続方法、及び撮影条件等により、フォーカスライト光が写り込む可能性があります。