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一瞬を逃さない水中カメラシステム

キヤノン「EOS 60D」は、約1800万画素のCMOSセンサー(APS-Cサイズ)と高性能映像エンジンDIGIC 4、オールクロス9点AFセンサーによる高精度なAFなど、本格的な性能を備えたデジタル一眼レフカメラです。また、テレビや映画などの映像業界でも採用されているEOSムービーを搭載し、高画質なフルハイビジョン(1920×1080画素)で、映像記録が可能です。
この「EOS 60D」専用に開発された「X-2 for EOS60D」ハウジングは、『一瞬を逃さない』をコンセプトとしています。 前モデルの「X-2 for EOS50D/40D」の『水中であることを感じさせない操作系レイアウト』は継承しつつ、プロカメラマンにも開発に参画していただき、水中で直観的に操作できるデザインを追求しました。
さらに、S-TTLストロボ、ビューファインダー、MRSポート、LEDライト、豊富なアーム類など、ハウジングと一緒に使う水中撮影機材とトータルで自社展開し、決定的なシャッターチャンスを逃さない水中カメラシステムを提案しています。

軽量コンパクト

軽量・コンパクトな超精密鋳造アルミボディ

ハウジングのボディは、耐腐食性アルミニウム合金の超精密鋳造によって製造。削り出し加工だけでは不可能な、薄肉でかつ複雑な形状や、曲線を多用したラウンドフォルムを可能としています。
さらに、軽量かつ堅牢なアルミニウムボディは、過酷な水中環境に耐える信頼性と耐久性、高水圧下においても変わらぬ操作性を実現。「デザイン」「水中重量」「強度」を、高次元で融合しています。

軽量・コンパクトな超精密鋳造アルミボディ

シャッターチャンスを逃がさない操作系レイアウト

鋳造の自由度の高いデザイン性を生かして、スムーズな撮影を実現するための様々な工夫がなされています。
小さな力でもハウジング本体をしっかりホールドできるよう、右手親指と中指の掛かりがよい形状にデザイン。人差し指はシャッターレバーに自然に掛かり、滑らかにシャッター操作ができます。さらに、ファインダーを覗いたままで、絞り値とシャッタースピードの変更がストレスなくできるように、ハウジング本体を握ったまま各ダイヤルに指が届くようレイアウト。
キヤノンEOS 60Dにて水中撮影を行う上で、必要とされるボタンとダイヤルの操作を網羅しているだけでなく、撮りたい瞬間を逃すことがないよう、操作性も追及しています。
 
*『一瞬を逃さない』のコンセプトのもと、液晶モニターを見ながらカメラの設定をする「クイック設定ボタン」「マルチコントローラー」や、サブ電子ダイヤルロック解除ボタン」は操作できない仕様になっています。

シャッターチャンスを逃さない操作系レイアウト

実績と信頼の防水設計

ボタンやダイヤル・レバーは、アルミニウム合金製のハウジングのボディに直接取り付けるのではなく、真ちゅう製の軸受けを介して取り付けています。ボタンの摺動、ダイヤル・レバーの回転が、アルミニウム合金を摩耗させ、防水性を損なうことがありません。万が一、軸受けなどが摩耗しても、最小限のパーツ交換でリフレッシュできます。
ボタンやダイヤル・レバーの防水には、ハウジングボディ合わせ面と同じ含油タイプのイノン黄色O-RINGを使用し、グリス切れによる浸水を抑制します。さらに、太めのサイズを選択し、防水性を高めています。回転するダイヤル・レバー部には、ダブルO-RINGを採用し、安定した回転と、高い防水性を維持します。

実績と信頼の防水設計

S-TTLオートストロボシステムに完全対応

外部ストロボとの接続には、水漏れトラブルのない光Dコネクターを標準装備。「L型光Dケーブル」を直接差し込むだけの簡単セッティングで、「S-TTL」オートストロボ撮影が可能となります。
S-TTLオート調光システムの精度のよさを発揮させるには、内蔵フラッシュの閃光を効率よく光ケーブルに伝達することが重要です。ハウジング内部のミラーが、カメラ内蔵フラッシュ光を的確に光Dコネクターに導き、安定したS-TTL調光精度を実現します。

光Dコネクタを4個、標準装備

換装可能な4種類のファインダーをラインナップ

機能の異なるファインダーユニット4種類をラインナップ。あらゆるニーズに対応可能。X-2付属の専用工具でユーザー自身がファインダーユニットを交換できるので、被写体や撮影シーンに合わせてレンズを選ぶように、ファインダーもお選びいただけます。

ストレートビューファインダーユニット

ストレートビューファインダーユニット
カメラ単体でのファインダー像の大きさを変えることなく(倍率1.0倍)アイポイントを伸ばし、マスク越しでも全視野ケラレることなく見ることができます。接眼部がカメラのファインダーと水平で、撮影者自身が被写体との距離を詰めることなくカメラ/ハウジングだけを近づける事が可能

45°ビューファインダーユニット

45°ビューファインダーユニット
カメラ単体でのファインダー像の大きさを変えることなく(倍率1.0倍)アイポイントを伸ばし、マスク越しでも全視野ケラレることなく見ることができます。接眼部に45°角度をつけ、砂地のハゼなどのローアングル撮影時に絶大な威力を発揮します。また、接眼部は360°すばやく回転できるので、縦位置でのローアングル撮影も問題なく使用可能。

ピックアップファインダーユニット2

ピックアップファインダーユニット2
ファインダー像は0.75倍に小さくなってしまいますが、マスク越しでも実用上(構図を決める上で)問題のないレベルまでアイポイントを伸ばして、ファインダー像のケラレを抑えることができる、非常にコンパクトなファインダー。

ファインダーウインドウユニット

ファインダーウインドウユニット
ファインダー像の大きさが変わらず最もリーズナブルな、光学ガラス製"防水窓"。アイポイントを伸ばすことはできません(ファインダー像の中央部しか見る事はできません)。

各ファインダーによる使用イメージ

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   ストレートビューファインダー
45°ビューファインダー
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ピックアップファインダー
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ファインダーウインドウ

超マクロからフィッシュアイまで対応するポートラインナップ

ポートは、「EF-S60mm F2.8 マクロ USM」「EF100mm F2.8Lマクロ IS USM」などのマクロレンズ、最新のフィッシュアイズームレンズ「EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM」ほか、多彩なレンズに対応。ドームポートを含め全てのポートレンズに光学レンズ(マルチコーティング済み)を使用。EOS 60Dの高画質をあますことなく活かせます。
マクロレンズのフォーカス操作には、磁石の引き合う力を利用して軽いトルクでレンズ筒部を回転させる、イノンの独自の「MRS(マグネティック・ロータリー・システム)ポート」を採用。陸上フォーカスと同じフィーリングでピント合わせが可能です。
もちろん、「水中マイクロセミ魚眼リレーレンズ UFL-MR130 EFS60」にも対応し、水中虫の目レンズによる動画撮影も可能です。

マクロからフィッシュアイまで対応するポートラインナップ