これは、小さいだけのストロボではない!
ストロボの基本性能を維持するために、小型化には不利となる、単三乾電池を4本使用することにこだわり抜きました。
コンパクトさでありながらも、ガイドナンバー20 (*2) / リサイクルタイム最短1.5秒(*3)と、上位機種とほぼ同等の基本性能と耐久性を達成。
安定性と抜群の調光精度に実績のある【“S-TTL”オート調光機能】に加え、【12段階マニュアル機能】を搭載し、プロユースにも充分対応。
もちろん、【S-TTLオート調光機能】の露出を補正するEV.コントローラーや、デジタルカメラのプレ発光回数(2回、3回)自動切換え機能も搭載されています。
(*2)陸上値/ISO100・m(公称値)
(*3)"eneloop"電池 / 対応するニッケル水素電池使用時
ワイヤレスTTL機能搭載
S-2000では、センサーの受光信号を従来機種D-2000 Type 3 から100倍以上に増幅することに成功。光Dケーブルを使用しない、ワイヤレスS-TTLオート調光を可能にしました。また、マニュアルスレーブストロボとしての同調距離を飛躍的に向上しています。S-2000には、カメラの内蔵フラッシュ光を効率良くストロボのセンサーへ受光させるための「ワイヤレス接続キット」を付属。「シューベース」類や「グリップベースD4セット」を介して、ハウジングにストロボを取り付ける簡単セッティングで、ワイヤレスS-TTLオート調光撮影がはじめられます。カメラを気軽に片手で持って、外部ストロボの余裕のパワーで、水中世界をより鮮やかに写し出せます。もちろん、光Dケーブルを接続すれば、水面直下などの外光の多い条件下でも、より確実な発光を可能としています。
何灯でも増灯可能な光ケーブルシステム
ストロボ前面には、TTL信号を受光させるためのコネクターマウントを装備。ひとつのS-2000ストロボから2灯まで、光ケーブルにおける【S-TTLオート調光】増灯ができます。
このシステムを活用すれば、使用撮影機材より光ケーブルでS-TTL制御信号を1本でも取り出せれば、容易に水中【S-TTLオート調光】ストロボを増灯させることができます。
完璧な光周りを再現できる、水中スタジオも夢ではありません。
拡散板をつけても被写体の色が変わらない
拡散板なしの照射角は「105°×95°」。付属の「-0.5白拡散板 for S-2000」を取り付ければ、「円形配光110°」まで広がります。白拡散板は、独自にチューニングした光色の変わらない素材を採用し、ストロボ光の色温度の低下は、わずか100K(ケルビン)。拡散板を使用しないマクロ撮影と、ストロボの照射角度を広げるために拡散板をつけたワイド撮影を比べても、同じ色で水中世界を表現できます。